ワガノワバレエアカデミー 長期留学 熊野悠大さん
2021年度日本国際バレエフェスティバルにて、ワガノワバレエアカデミーへのスカラシップを獲得した熊野 悠大さんより、ご報告が届きました!
受賞者の皆様が頑張っている姿は、私たちにとっても嬉しい限りです。
今後のご活躍も楽しみにしています!
熊野 悠大さんより
僕はロシアバレエに惹かれ、ワガノワバレエアカデミーで学びたい!!と思い昨年の日本国際バレエフェスティバルに挑戦しました。
13歳で留学することに家族は心配をしましたが、僕は絶対にワガノワへ行く!!という思いが強く、迷うことはありませんでした。
9月からのスタートに最短で準備をし、ロシア語も全くできないまま出発しました。大きくて広いモスクワ空港に着いた時は、何もかもが解らず『終わった‥』と感じました。
本やDVDを何度も、何度も見て、ずっと憧れていたワガノワに着いた時は本当に感動しました。
ワガノワでは週6日、クラシックバレエ、キャラクターダンス、コンサートのリハーサルとバレエ漬けの毎日を過ごしていました。辛いと感じる事は一度もありませんでした。
ウクライナ侵攻がはじまり、街の様子も一変しました。世界各国からの留学生が次々とワガノワから帰っていく中、僕たち日本人留学生は最後まで帰国するか悩みました。
現在は一時帰国していますが、今秋9月からワガノワへ戻る準備をしています。
僕はどうしても、ワガノワで学びたいです。
侵攻前は、ウクライナからの留学生もロシアの学生もみんな一緒に毎日頑張っていました。
また、世界の皆で舞台を作れる日が来ることを僕は願っています。